地球探検の旅 > オホーツク海/カムチャツカ沖波高し
オホーツク海/カムチャツカ沖波高し |
掲載日 : 2020年8月6日 |
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投稿者 : 藪 丈二さん |
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カテゴリ : 軍事 |
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場所 : オホーツク海 |
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座標 (緯度・経度) : 48.16599780724517 , 149.0257027433579 |
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1 カムチャツカ沖のロシア原潜の海中戦訓練 ロシア沿海地域情報提供部は2020年8月4日、カムチャツカ・ヴィリュチンスクを母港とするSSBN「アレクサンドル・ネフスキーK-550」は敵潜役のSSBN「ウラジミール・モノマーフK-551」を相手に、カムチャツカ沖で海中戦訓練を実施したと報じました。 なお、この両艦はプロジェクト955ボレイ級原潜です。
ボレイ級原潜のカッタウエー http://www.hisutton.com/images/BOREI-II_3d.jpg
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NO. 2008060004
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コメント欄
No.1 投稿者 : 藪 丈二さん | 投稿日 : 2020年08月06日 |
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2 海底ケーブル盗聴作戦 取っておきの話ですが、1970年代米海軍はシーウルフ(SSN-575)、パーチ(SSN683) 及びハリバット(SSN-587)を情報収集の特殊任務に従事させておりました。
最初は、ソ連が打ち上げたICBMやミサイルなどの着弾海面の海底から破片などを拾い集め、所要の技術情報を得ておりましたが、1980年前後から、海底ケーブルを盗聴できないかどうかの研究が始まり、ハリバットとシーウルフはオホーツク海へ、パーチはバレンツ海へ派遣し、幾多の困難を克服し、ソ連の海底ケーブルへ盗聴器を仕掛け、数年にわたって超弩級の機密情報収集に成功していたのです。
この功績によって、これら潜水艦は、最高の栄誉であるPUC賞(大統領殊勲部隊賞)を授賞しています。
ところが、身内の中のスパイによってこの作戦がソ連の知るところとなり、盗聴器を引き上げられてしまったのです。オホーツク海の海底ケーブルに取り付けてあった録音装置を ソ連側が発見した時、誰がこれを設置したのかは、疑問の余地はなかったのです。
全長20フィートのポッドの内部に、「合衆国政府財産」という文字が記されていたからです。この盗聴ポッドの内1基は、最終的にモスクワにある博物館の陳列物になりました。
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