地球探検の旅 > 海南島に新たな空母用ドライドック
海南島に新たな空母用ドライドック |
掲載日 : 2020年8月27日 |
|
|
|
 |
投稿者 : 藪 丈二さん |
 |
カテゴリ : 軍事基地 |
 |
場所 : 中国/海南島 |
 |
座標 (緯度・経度) : 18.2163379620075 , 109.5563025227969 |
 |
|
 |
H I Suttonさんの記事を紹介します。
新たな情報によれば、中国はまもなく、南シナ海に空母用の永久拠点を設置することを示唆しています。 PLAN(人民解放軍海軍)として知られる中国海軍は、海南島の戦略的基盤を強化しています。
空母用として十分な大きさを有する巨大な乾ドックが建設されているようです。
既に桟橋には空母が係留されたことを考えれば、空母はこの桟橋を拠点とすることを示唆しています。 現在は、空母は北方の基地よりも多くの時間をここで費やしています。
乾ドックは軍艦にとって、戦闘状態を維持するために重要な施設です。 しかし、空母はそのサイズ故に、特別な設備を必要とします。 海南島に建設中の新しいドックは、中国の空母にとってほぼ完璧なサイズです。
そのドックは、駆逐艦や潜水艦用に使用されるドックよりもはるかに大きく、防護された港内にあります。 これらはすべて、空母を仮定していることを示唆しています。
新しい乾ドックは、中国の非核潜水艦のかなりの隻数が拠点を置く内港の入り口近くにあります。 大型の原子力潜水艦は、隣の湾の海岸沿いのやや遠くに「楡林」基地複合体の一部に拠点を置いています。
この基地には、潜水艦を空爆から防護できる地下トンネルがあります。「楡林」は、ここを拠点とする中国海軍艦艇にとって、最も重要な海軍基地です。
原子力潜水艦には、Type-094弾道ミサイル潜水艦が含まれます。 中国が最近、南シナ海に配置したサーベイランス・プラットフォームの1つが、この海岸沿いにあります。 空母は、基地の戦略的重要性をさらに高めます。
|
|
|
|
|
NO. 2008270003
|
コメント欄
No.1 投稿者 : 藪 丈二さん | 投稿日 : 2020年08月27日 |
|
中国では現在2隻の空母が就航しており、3隻目は上海で建設中です。 最初の空母、CV-16 遼寧は、67,500トン、長さ999フィート、幅246フィートです。 2番艦、CV-17山東は、1,033フィートとやや長めです。 これらの空母は、ロシアが設計したスホーイ・フランカー・ファミリーの中国版であるJ-15戦闘機を搭載しています。
中国ジェット戦闘機はまた、この海域内の中国が管理するサンゴ礁や島々にも配備できます。 パラセル諸島のウッディ島には大きな滑走路があり、最近J-11Bフランカージェットが、次にJH-7対艦攻撃機を接待しました。
しかし、空母はこの海域における中国の火力を大幅に増加させるでしょう。 中国はまた、南シナ海ほぼすべてを自国のものであると主張していますが、この海域には他の国々が、自国のものであると主張している海域及び島々が含まれています。
その結果、中国はこの海域で、他のすべての国と領土問題を抱えています。しかし、他の国々は、中国と対比できるだけの軍事力や海軍力はありません。 そして中国が空母の展開をルーチン化すると、このギャップは拡大するばかりです。
歴史上重要な衛星画像を振り返ると、ドックの建設作業が2016年に始まったことがわかります。当時、中国海軍はCV-16 遼寧のみを運用していました。
現在、新たな空母が完成間近のようです。 南シナ海における中国空母のプレゼンスは、すぐにでも始まるかもしれません。
|
|
No.2 投稿者 : 藪 丈二さん | 投稿日 : 2020年08月27日 |
|
付け足しです。 海南島の海軍基地です。
|
|
No.3 投稿者 : 藪 丈二さん | 投稿日 : 2020年08月31日 |
|
Type-003の母港になるのでしょうが、肝心のType-003の情報があまり見当たりません。 原子力推進なのか、電磁カタパルトを装備すのか等々情報枯渇状態です。
そんな中、こんな写真がありましたので紹介します。
|
|
|
 |
|