地球探検の旅 > アメリカ空軍初のブロークンアロー
アメリカ空軍初のブロークンアロー |
掲載日 : 2021年2月6日 |
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投稿者 : けいさん |
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カテゴリ : 軍事、事故 |
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場所 : カナダ/ブリティッシュコロンビア |
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座標 (緯度・経度) : 56.02792978952836 , -128.6188830539589 |
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1950年2月13日、アラスカのエイールソン空軍基地からテキサス州のカースウェル空軍基地に向かったB-36戦略爆撃機が、カナダのブリティッシュコロンビア州の山間部に墜落した事故です。
同機は核攻撃模擬訓練の任務で飛行、積載していた核爆弾は「Mark 4」長崎に落とされたファットマンMark 3の改良型。
飛行中、6基あるエンジンのうち3基から火災が発生し停止、残り3基ではペイロードが重すぎ飛行できない状態になっため海上に核爆弾を投棄、搭乗員16人はパラシュートで脱出、軽くなったB-36はそのまま飛行を続けカナダの山間部に墜落しました。
乗員17人のうち生存者は12人、4人が海で発見され死亡を確認、1人は墜落した機体から4年後に発見されています。
核爆弾には起爆用のプルトニウムが装填されておらず、爆発の危険はありませんが、未だに行方不明です。
アメリカ空軍が核爆弾を紛失した最初の事故になります。
ブロークンアロー:核兵器の紛失事故を意味するアメリカ軍の隠語
B-36:エンジン6基でプロペラは後ろにある推進型、全長約50m、全幅約70m、全高14m、搭載量最大約40トン、最高速度700km/h。
https://www.youtube.com/watch?v=l1-urTRxeEM
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NO. 2102060004
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